3/6〜23まで、吉本繁さん(https://x.gd/k2j8Q)の個展「あれは、黒の喝采」を開催いたしますが、併せて加藤けんぴ店さん(https://x.gd/ScXBd)の芋けんぴを販売いたします。
今回は新しい風味が加わった、5種類の芋けんぴをご用意いたします。
1つ目は、「梅酢芋けんぴ」。”紅赤”という埼玉県の伝統品種を使用して、加藤けんぴ店さんの自家製梅酢の風味をまとわせたもの。パリパリした歯応えのあるお芋の自然な甘みに、梅酢の酸味と塩味が絶妙に効いた粋な芋けんぴ。口に含むと梅の香りがほのかに香ります。甘いものが苦手な方にも食べやすく、お芋の食感と味わいが梅酢の風味と程よく調和し、梅干しは苦手という方にもスナック感覚で美味しく楽しんでいただける芋けんぴです。
2つ目も、1つ目と同じく”紅赤”という品種で作られた「抹茶レモン芋けんぴ」です。抹茶(お茶全般)と柑橘、柑橘とお芋、お芋と抹茶の相性はとても良いので、間違いなく美味しいだろうと予想はしていましたが、予想以上にあとを引く美味しさです。お芋の甘みに宇治抹茶の甘くほろ苦い風味がスパイス的に効いていて、それをレモンの爽やかな後味が追いかけます。抹茶レモンの風味は決して強すぎず、お芋の味わいととてもよく調和します。試しに当店の緑茶用品種を使った軽やかなタイプの紅茶と合わせてみましたが、抹茶レモンの風味にすんなり馴染み、お茶もおやつも存分に楽しむことができました。
3つ目は、”あいこまち”という品種を使用した、スタンダードな甘い(といっても甘さはほんのりと上品です)「芋けんぴ」です。このタイプは、前回紅赤という品種を使用したものをご用意しましたが、今回は、甘みが強く製菓材料としても最適だと言われるあいこまちでご提供いたします。紅赤よりもやや軽い口当たり、噛み締めるといわゆる一般的にイメージしやすい甘いお芋の味わいで、親しみやすい風味の芋けんぴです。甘みが優しい加藤けんぴ店さんのスタンダードな芋けんぴを是非味わってみてください。
4つ目は、前回初登場だった「みたらし芋けんぴ」。甘塩っぱい風味が好評で、前回は早々に完売するほどの人気でした。こちらに使用されているお芋は”べにはるか”です。長崎県産の醤油を使ったという甘塩っぱい風味ですが、甘塩っぱさはあくまでも上品で、お芋の甘みが活かされています。実は店主はみたらし団子のタレは甘すぎるものが多いため、あまり好んで食べません。ですが、こちらはお芋がちゃんと主役になっていて、お芋を引き立てる程よい味付け。お茶と楽しみたい甘塩っぱさです。食べ過ぎにはご注意を。
そして5つ目の「薫製塩けんぴ」は、病みつきになる方が続出中の、その名の通り薫煙した芋けんぴです。甘くてしっとり感のある“シルクスイート”というお芋が使われています。薫製香にお芋の甘みと塩気。薫製香のする芋けんぴという斬新な発想。店主が初めてこの薫製塩けんぴを口にした際、これらの複雑な風味が、軽いコクのある国産紅茶にぴたりとハマって嬉しい驚きがあったことを思い出します。薫煙紅茶(ラプサンスーチョンなど)もあるくらいなので、紅茶と相性が好いことは想像できる方もいらっしゃるかと思いますが、この薫製塩けんぴと紅茶の組み合わせの妙を是非ご堪能いただきたいです。
甘味・酸味・塩味・苦味・旨味がバランス良く楽しめ、素朴な個性をしみじみと味わえる加藤けんぴ店さんの芋けんぴを、この機会に是非ご賞味ください。
※ご購入された芋けんぴは、当店で喫茶をご利用される際、お茶と一緒にお召し上がりいただけます。その際はお声がけください。お皿をお出しします(芋けんぴのみの店内飲食はできません)。
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